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こんにちは、メンバーのマイノです!

今回は、今年三月に設立されたばかりの、フェムテック※商品を取り扱う会社「LapYS(ラピス)」の代表取締役兼CEO長谷川遥花さんにインタビューをしてきました!

※フェムテックとは、女性特有の身体やメンタルに関する悩み(生理、出産、育児、更年期等々)をテクノロジーで解決する商品やサービスのことです。

LapYSについて

「Love and protect yourself(自分を愛し、自分を大切にする)」に由来する社名。

女性をサポートし、社会の希望の光(デンマーク語で「Lys」)となることを目指している会社です!

Q.フェムテックに関心を持ったきっかけは何ですか?

長谷川さん:自分自身が生理不順で、病院にも行ったんだけど、「健康だからピル飲んで長引かせて…」っていう感じで。でもピルって不安だし、自分でも調べ始めて…あと受験の時!私は生理がすごく重い方なんだけど…学力よりも生理の方が不安で。だからどうにかしなきゃ、と思って自分で調べたのがきっかけかな。

ハナノ:成程…他人にもあんまり言いにくいですしね。

長谷川さん:そう!相談できないし…って。

マイノ:病院行くのもちょっと…って気が引けますね。

長谷川さん:産婦人科の検査も割とハードだからあんまり受けたくはないですよね。

Q.フェムテックに焦点をおいて起業しようと思ったのは何故ですか?

長谷川さん:タブー視されがちな話題で、誰もやりたがらないっていうイメージがあるから、だからこそ「自分がやらなきゃ」と思ったことがきっかけかな。あと「どうやって広めるか」っていう販売戦略が割と重要になってくる分野だから、やりがいを感じたっていうのも…経済学部として。

Q.経営やその準備のなかで性別による固定概念やバイアスを感じたことはありますか?

長谷川さん:逆に、覆されたかもしれない

マイノ:自分の中の?

長谷川さん:そう、男性って割と生理とか興味ない感じで、あんまり男性でこの分野に取り組んでいる人はいないのかなって思ってたんだけど、割と仕入れ先の方とかで積極的に調査して、わからないながらも共感しようと頑張っている方がいて。それは素敵だなあと思うし、もうちょっとそういう人が増えればいいなって思いました!

マイノ:結構ネガティブな方に感じる経験談の方が多いと思うんですけど、ポジティブな感じ方を聞くのが初めてなので新鮮です!

Q.フェムテックが持つメッセージとは?

長谷川:フェムテックってやっぱり、女性の健康課題を改善するって言うことで。女性も含めて「誰もが自分らしく輝ける」ようにエンパワーメントするっていうのがフェムテックの持つメッセージだなって思う。それから、生物的に女性が持つとされる悩みを解決することで、女性だからってあきらめたりすることがなくなればいいなと思って…どんな性質を持って生まれようとも、自分らしく幸せになれる社会がこれからできていけばいいなって思っています。

マイノ:私たちの団体が考えているところと通じるところがありますね!

長谷川さん:ジェンダー論をすこし学んでて。ジェンダーの話って価値観が人それぞれで、どこまでが良いのか悪いのかが違うから難しい話題だなとは思ったんだけど、実際に学んでみると「へえそうなんだ」っていうことがたくさんありましたね!

マイノ:私の友達も「大学でジェンダー論取れてよかった!」と言ってました!調べたり勉強することはやっぱり大事ですよね。

長谷川さん:うんうん、ツイッターとかでたまにジェンダー論「風」に意見を言ってる人もいるけど「ちゃんと調べてから言おうよ!」って思うよね!

ハナノ:確かに大学の授業で学んでてそういう人を見ると「ああ…知らないんだな」って思うことありますね!

長谷川さん:そうそう!「これは良いのかな」とか「どうなんだろう?」っていうのがたくさん出てくるからやっぱり難しい分野だなと思う。

Q.フェムテックを広めるために教育に何ができる?

長谷川さん:そうだね…最初はやっぱり定期的にフェムテック関係者が講演に行くとか、それこそ出身校にいくとか…でもやっぱり最終的には、保健の教科書とか充実させたほうが良いんじゃないかなって思いますね。

ハナノ・マイノ:確かに!

長谷川さん:フェムテックについて自分で調べる中で、「え、これ大事なのに学校で習ってない!」こととかすごくたくさんあって。特に性教育とか。あと海外だと親から子供に伝えるのが一般的なのに日本ではそれもないし、学校でも習ったかって言われると「こんなの知らない」っていうことがあって。やっぱりタブー視されてるからこそ誰も教えてくれない。でも健康を守るうえではすっごく大事なことだから、そこはちゃんと充実させたいなって。私とかが声を上げることで、段々そういう世論が盛り上がってくれれば教科書とかも変わってくると思うから、それが大事だなって思うし。

マイノ:ぜひ、講演にいらしてください…!諸手を上げて喜びます…!

ハナノ:うちにもぜひ!

長谷川さん:はい(笑)

Q.伝えたいこと、メッセージなどあれば!

長谷川さん:そうだね…さっきも言った通り、声を上げれば、自ら立ち上がってみれば、協力してくれる人もいるし、何か変えられる力になると思うの。私は「悩みこそアイデアの種」だと思ってるから、1人で抱えこまないでほしいなって。私のDMでもなんでもいいから声を上げてくれればいいなって思う!

マイノ:いい言葉を頂きました!

長谷川さん:よかったです!(笑)あと、フェムテックって今すごく急成長してる分野で、女性の健康を守るうえで良い商品やサービスが続々と出ているから、LapYSの活動を含めフェムテック全体に注目して見ててくれたら嬉しいなって思います!

LapYS商品の紹介

〇吸水ショーツ(写真左下)

長谷川さんおすすめポイント!

・吸水量は90㎖と抜群なのに薄い!生理前後、特に終わりかけくらいのときはこれ一枚で十分。多い時は生理用品を重ね付けできるようにすき間もある!

・一番の推しポイント>>スタイルアップ効果付き!

・切りっぱなしになっているためタイトなズボンやショートパンツを履いても跡が見えない!

・実は(レースじゃないけど)テンションが上がる模様入りデザイン!

〇膣洗浄器(写真右上)

〇潤滑ローション(写真右上)

〇デリケートゾーンケア(写真右上)

〇店舗ではアロマオイルのセルフ調合もできます!(写真右下)


長谷川遥花さん



LapYS公式ホームページ

伺った店舗

LapYS Ginza店

銀座駅丸の内線改札からC3出口左手

◎インタビューを終えて

運営内容とは少し離れた質問にも答えていただき、色々なお話を伺うことができてとても有意義な時間を過ごさせていただきました!フェムテックを通して女性の健康課題解決やエンパワーメントに真剣に取り組まれている長谷川さんの想いが伝わってきて、憧れと尊敬の念でいっぱいです。同世代として、長谷川さんのような方がいらっしゃるのは本当に心強いなと改めて感じました。

また、今回は叶いませんでしたが、お店には吸水ショーツをはじめ購入したい商品がたくさんありました!お店に行くのが難しい方も、オンラインストアがあるのでホームページのリンクからぜひ見てみてください。性別にかかわらず、今の身体的な悩みを解決する製品があるかもしれません!

今回お話しして頂いたことも含め、私達Youth Gender Studiesも「すべてのひとがありのまま、自由に生きられる社会」を目指してこれからも活動を続けたいと思います!

長谷川さん、本当にありがとうございました!


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◎イベントについて

こんにちは!メンバーのSarasaです。嬉しいご報告です!

2021年8月17日、Youth Gender Studiesとして初めて学校での講演を行わせて頂きました!

YougesからはSarasa、Mayu、Nanaが講師としてお話させて頂きました。神奈川県にある聖光学院で行われる夏期講習の科目のひとつで、ジェンダーや多様性についての授業であり、洗足学園からの生徒も参加する二校合同プログラムで講演の機会を頂きました。

お話した内容は、早稲田大学教育学部国語国文学科の金井景子教授にご指導頂きながら必死に考え、『身近な「当たり前」を疑い、ジェンダーバイアスに気付いてもらう』ものにしました。例えば「消防士になるのは男性じゃないといけない?」「好きなことをするには何が必要で、性別は関係あるのだろうか」などといった職に関する問いを投げかけることで、対話を通して多様な価値観に触れることができました。


計47名の中学生、高校生との対話は、教育にフォーカスしつつもなかなか直接学生の声を聞くことがなかった私たちにとって、本当に大きなものとなりました。やはり私たちより若い世代は希望や可能性、型にはまらない柔軟性で溢れていて、ディスカッション等のワークショップでも、純粋な、人を思いやる気持ちが強く表れていると感じました。また、授業後アンケートでは「多角的な視点を持つことが大切だと思った。」「性別からだけでは判断できないこと、また実際普段はそのような基準で判断してしまっていることに気づき、一度立ち止まって考えることが大切だと思った」など嬉しい言葉をたくさん頂きました。


◎私の思い

私たちYouth Gender Studiesは"ジェンダー"という、難しいと思われがちなトピックについて、みんなが気楽に話せるような社会の実現のためには教育を変える必要がある、と感じ、私たちが、教育が変わるひとつのきっかけになりたいという想いのもと活動をしています。その教育の場に直接携わることができたことが、本当に嬉しいです。

これが素敵な思い出で終わらぬよう、今後もこうして学校やその他のコミュニティでお話をさせていただく機会を作れるよう、これからも私たちらしく、ありのまま、頑張っていきます!


Written by Sarasa

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■イベントについて

こんにちは、メンバーのさちです。

2021年8月、Yougesメンバーのさらさ、まゆ、さちがYouges初となるオフラインイベントに参加しました!


今回は、Nose art garageさんによる「健康的なエロ展」のトークセッションを担当させていただきました。


トークテーマは「邪魔されたくない、私の“好き”」

自分自身を愛すること、人への愛情、また趣味や夢など様々なカタチの“好き”について考える2時間でした。


自分の好きを否定されてしまったことがある人、

なかなか自分自身を好きになれない人、

他者を好きになることが少し怖い人、

皆それぞれ“好き”に対して悩みを抱えている人がいると思います。


でも、なかなか人に打ち明けられない、自分だけの問題だろう、と抱え込んでしまっている人も多いのではないでしょうか。


今回のトークセッションでは、Yougesメンバーだけでなく来場者さんも交えてお話しすることができました。


初めて会う人のお話を聞くのはとても新鮮で、共感できるところも沢山あり、対話の大切さを改めて知るきっかけとなりました。


■私の思い

“好き”のカタチは数えきれないほどあります。

“好き”という感情自体に対して疑問や罪悪感を抱いた経験があるメンバーもいました。

全ての“好き”が心地よいものではない、周りから認めてもらえないかもしれません。


でも、今回のトークセッションで「わかる気がします、その気持ち」といろいろな方に言ってもらえたことで、少しだけ気持ちが楽になる、そんな経験をすることができました。


さらに、今後Yougesとして、もっとオフラインのイベントを行い、皆さんの声を聞いていきたいと思える1日になりました!


今回声をかけてくださったNOSE art garageのnagohoさんmisakiさん

素晴らしい機会をありがとうございました!


Written by Sachi

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